よくある質問
SISMとは
SISMは創価のヒューマニズムの価値観を根幹とした世界初のインターナショナルスクールであり、ケンブリッジインターナショナルと国際バカロレアが提供するカリキュラムを導入します。SISMは、本校の「建学の精神」「ビジョン」「ミッション」を体現しながら、平和と自他共の幸福のために価値を創造する豊かな人間性と知性を兼備した世界市民を陸続と輩出しゆくことを目指します。
SISMでは、生徒一人ひとりがそれぞれユニークな学びの力、成長への力、価値を創造する力を具えていることを認め、革新的なカリキュラムや課外活動を通して生徒一人ひとりの内にある可能性を育みます。生徒たちは知識とともに「智慧」「勇気」「慈悲」を培い、社会や人類に大きな貢献を果たしゆく人材へと成長していきます。
SISMのビジョン:
「平和と自他共の幸福のために価値を創造する豊かな人間性と知性を兼備した世界市民を育成する」
SISMは次の「ミッション」を実現します。
- 意欲と能力にあふれるスタッフから成る献身的なチームで、学習に自ら取り組む生徒たちを全力でサポート。
- 革新的なカリキュラムや課外プログラムを通して、生徒一人ひとりにユニークな学びの力、成長への力、価値を創造する力を育む。
- 学びをうながす質の高い施設や環境を提供。
創立者は「建学の精神」として次の三つを示されました。
- 徹して学ぶ「智慧の世界市民」たれ
- 多様性を成長の糧としゆく「勇気の世界市民」たれ
- 世界に友情を広げる「慈悲の世界市民」たれ
創立者は「モットー」として次の二つを示されました。
- 誠実な学びの人たれ
- 世界市民たれ
SISMには豊富な経験を備え、熱意あふれる教師たちがマレーシアのみならず世界各地から集っており、生徒一人ひとりが自身の内に具える可能性を自ら最大に引き出し、真の意味で幸福を勝ち取っていけるようにサポートします。SISMの教職員は全員、生徒の幸福こそが最第一とする「創価教育」の人間主義に根差した価値創造の理念を実践します。
SISMは、日本をはじめ、アメリカ、ブラジル、韓国、香港、シンガポール、マレーシアに広がる創価の教育機関と姉妹校の関係を結んでおり、さまざまなかたちで交流を進めていく予定です。
50エーカー(約20万平方メートル)のキャンパスは緑豊かな自然環境に囲まれています。校舎や施設はマレーシアの「グリーンビルディング指数(Green Building Index:建造物に対するグリーン評価指数)」に基づき環境に配慮した建造物の認証を取得予定です。環境に優しい最先端の施設はSISMで学ぶ全生徒に最高の学びの環境を提供します。
SISMはSDGsを推進し、学校全体の電力を太陽光発電でまかないます。
すべての教室は共同作業や探求プログラムなどの促進を効力して設計されています。校内についても、生徒たちがフル活用できる広大な屋外学習エリア、実験室、オープンクラスルーム、共同スペースを備えます。オープンフロア型の広々とした校舎は、快適で安全な環境、自由に意見交換ができ、充実した学びを実現するユニークな学習環境を提供します。
キャンパス内には50mスイミングプール、大型多目的スポーツホール、陸上トラック・フィールドなどのスポーツ施設を完備しています。
寮生たちは多文化・多言語な学びの環境の中で多くのことを学ぶことができます。自立心を培いながら、世界中から集った寮友と麗しき友情のネットワークを育んでいくことでしょう。
キャンパス内に特設されているビジターセンター(訪問者案内センター)ではさまざまな展示や企画を実施しており、学校見学者にSISMの教育環境を直接体験していただけます。
SISM カリキュラム
SISMは2023年8月開校予定であり、初年度(2023年度)は7年次、8年次、9年次**入学を希望する者のみを募集します。10~13年生は将来順次追加していく予定です。
入学については以下の表を参照ください。
入学年度 | 入学可能な学年 | 対象年齢 |
---|---|---|
2023 | 7年生 – 9年生** | 11 – 15 |
2024* | 7年生 – 10年生 | 11 – 16 |
2025* | 7年生 – 11年生 | 11 – 17 |
2026* | 7年生 – 11年生 A Level / IBDP (12年生) |
11 – 18 |
2027* | 7年生 – 11年生 A Level / IBDP (12 & 13年生) |
11 – 19 |
*入学の可否は、該当年度における入学枠の空き状況によるとともに、出願者が入学要件を満たしているか否かによります。また、入学可否はSISMの入試委員会による入学審査テストおよび面接の結果によります。
**9年生の募集人員は少なく設定されています。
2.
SISMの入学要件は?
出願者は、志望する学年毎に定められた就学年数を修了しているとともに、十分な英語力を備えていることが求められます。詳細はリンクを参照ください。
SISMは世界市民を育成するインターナショナルスクールであり、外国語の授業を除きすべての授業は英語で行われます。
4.
SISMの学期は?
SISMは以下の3学期制を採用し、学年度は8月に始まり翌年の7月上旬に終わります。
- 1学期:8月~12月
- 2学期:1月~4月
- 3学期:4月~7月
SISMは世界市民の養成を目指しており、教授言語は英語となります。生徒は、SISMで充実した学習生活を送るとともにさまざまな活動に参加していくために、高い英語力を備えていることが大切です。よって、全出願者は入学審査の際にSISMが準備する英語評価テストを受験することが求められます。
SISMへの出願に最低限必要となる英語力レベルは以下の表のとおりです。
英語能力試験 | 英語能力基準 | ||
---|---|---|---|
7 年生 | 8 年生 | 9 年生 | |
CEFR | A2 | B1 | B1+ |
**さらに詳細な情報が必要な際や英語力についてご質問などがありましたら、SISMホームページ(https://sism.edu.my)の [お問い合わせ] フォームからご連絡ください。
マレーシアの通例に従い、SISMの登校日は月曜から金曜とします。
特別な行事などがないかぎり、始業時間は午前8時、終了時間は午後3時30分です。
課外活動は登校日の午後4時から5時の間に行われます。
7.
SISMの教授方法は?
SISMでは創価(価値創造)の理念を根幹に、人間主義に根差した学生中心の教育アプローチを実践します。このアプローチの最第一の焦点は「生徒の幸福」であり、生徒一人ひとりが自身の内に具える創造力を最大に開花させることができるように、刺激と励ましを送りながら「誠実な学びの人」「世界市民」へと成長しゆく力を育んでいきます。
8.
ひとクラスのサイズは?
SISMはひとクラス20人以下の少人数授業を実施することで、生徒一人ひとりにきめ細やかな学びを提供します。
SISMでは生徒の英語力向上のために2つの英語プログラムを提供します。ひとつはIGCSEカリキュラムに則った科目である「English as a Second Language(ESL:第二言語としての英語)」であり、もうひとつは「EEP(English Enrichment Programme:英語強化プログラム)」です。EEPは追加サポートとして放課後に実施されるプログラムです。どちらのプログラムも生徒の英語力を考慮して設計され、生徒たちは英語のスキルとコンピテンシーを向上することができます。
SISMは「生徒誰ひとり置き去りにしない」という信念を掲げます。プログラムは専門的な訓練を受けた英語教師によって少人数クラスで実施され、生徒一人ひとりに合わせたきめ細やかなサポートを提供します。
マレーシア教育省のガイドラインに従い、マレーシア人生徒のみマレー語は必修科目です。
一般情報
1.
寮はありますか?
はい。SISMの寮制度には次の2種類があります。
- 全日タイプ(週7日間、寮に滞在)
- 平日タイプ(平日5日間のみ寮に滞在)
SISMでは寮生がリラックスして生活できるようにさまざまな設備を提供します。寮生は世界中から集った寮友とともに学業以外の活動にも参加して友情のネットワークを築いていきます。寮担当の教職員も生徒たちといっしょに寮で生活し、寮生一人ひとりを心身両面でケアするとともに生活面もサポートします。また、全寮生の安全を保証するために24時間セキュリティ体制を備えます。
SISMにとって、生徒たちが心身ともに健康であることがもっとも大切なことです。資格を有する看護師が校内に常駐して生徒たちの健康問題に対応します。SISMは寮も併設するため放課後も看護師が常駐します。校内に必要な設備を備えたクリニックも設置します。
3.
マレーシアはどんな国?
マレーシアはさまざまな人種、文化、宗教が共存するユニークな国であり、人口は約3,280万人です。多様な民族や文化が調和の中で融合するマレーシアでの生活は、すべての外国人にとって素晴らしい体験となることでしょう。
マレーシアは熱帯気候に分類され、年間を通してほぼ毎日晴れ間を目にすることができます。こうした気候のためにマレーシアは自然愛好家にとって天国と言われています。数十年にわたり産業成長と政治的安定をけん引してきたマレーシアは最高の教育環境としても広く認知されており、国際的に高く評価される教育を求める人々が数多く訪れます。マレーシア国内には高いランクを誇る大学が多数あり、マレーシア教育省もアジア地域の教育レベル向上に合わせて高い教育水準を維持しています。また、政府は国公立や私立の高等教育機関や公認のスキルセンターを通じて最高の人材を育成しており、マレーシアは主要な業界のグローバルリーダーへと成長しました。
マレーシアは質の高い教育を提供する環境でありながら物価は安く、市街は国際色に富んでおり、生徒たちは豊かな文化に浸りながら生涯にわたる思い出を心に刻むことができるでしょう。首都クアラルンプールは手頃な費用で学生生活を送ることができる都市のランキングで2位になりました。
生徒たちはマレーシアでさまざまなことを体験し、数多くの機会に巡り会い、永遠の友情を築くことができるでしょう。マレーシアでの教育は生徒たちの将来を大きく開いていきます。